プログラム
開催日時: 2017年10月25日(水) 13:30~17:00 (開場13:00)
場 所: 東京大学本郷キャンパス 伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール
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13:30-13:40 開会挨拶
五神 真 東京大学 総長
13:40-14:10 講演 見え始めたプラチナ社会の姿:大学への期待
小宮山 宏 株式会社三菱総合研究所 理事長
/プラチナ構想ネットワーク 会長
/東京大学 第28代総長/講座顧問
14:10-14:40 講演 これからの健康医療システムの構築
永井 良三 自治医科大学 学長/東京大学 名誉教授/講座顧問
14:40-15:10 講演 講座の研究紹介~プラチナ社会における大学の役割~
大久保 達也 東京大学「プラチナ社会」総括寄付講座 代表
/大学院工学系研究科 研究科長
/化学システム工学専攻 教授
菊池 康紀 東京大学「プラチナ社会」総括寄付講座 特任准教授
下野 僚子 東京大学「プラチナ社会」総括寄付講座 特任助教
(休憩 15:10~15:30)
15:30-16:10 講演 「日本の国は地域から」~地方創生時代の大学に期待する役割と課題~
澤田 史朗 総務省消防庁消防・救急課 課長
/前 内閣府地方創生推進事務局 参事官
16:10-16:50 講演 KAITEKI経営とSAITEKI社会~本講座への期待~
小林 喜光 株式会社三菱ケミカルホールディングス 取締役会長
/株式会社地球快適化インスティテュート 取締役会長
/公益社団法人経済同友会 代表幹事
16:50-17:00 閉会挨拶
小関 敏彦 東京大学 理事・副学長/総括プロジェクト機構 機構長
講演者紹介
小宮山 宏
(株式会社三菱総合研究所 理事長/プラチナ構想ネットワーク 会長/東京大学 第28代総長/講座顧問)
1972年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了後、東京大学工学部長等を経て、2005年4月に第28代東京大学総長に就任。2009年3月に総長退任後、同年4月に三菱総合研究所理事長に就任。2010年8月プラチナ構想ネットワーク会長。専門は化学システム工学、地球環境工学、知識の構造化。地球温暖化問題の第一人者でもある。著書に「地球持続の技術(岩波新書)」、「知識の構造化(オープンナレッジ)」、「『課題先進国』日本(中央公論新社)」、「低炭素社会(幻冬舎)」、「日本『再創造』(東洋経済新報社)」、「新ビジョン2050(日経BP社)」など多数。
永井 良三
(自治医科大学 学長/東京大学 名誉教授/講座顧問)
1974年東京大学医学部卒業、1982年医学博士取得。東京大学医学部附属病院第三内科助教授、群馬大学医学部第二内科教授などを経て、1999年東京大学大学院医学系研究科内科学専攻循環器内科教授、2003年東京大学医学部附属病院病院長、2009年同病院トランスレーショナルリサーチ機構機構長を歴任。2012年4月自治医科大学学長に就任。専門は循環器内科学。紫綬褒章(2009年)、高峰譲吉賞(2010年)、などを受賞している。著書に「医学生とその時代(中央公論新社)」、「カラー版内科学(西村書店)」、「医と知の航海(西村書店)」など多数。
小林 喜光
(株式会社三菱ケミカルホールディングス 取締役会長/株式会社地球快適化インスティテュート 取締役会長/公益社団法人経済同友会 代表幹事)
1971年東京大学大学院理学系研究科相関理化学修士課程修了、ヘブライ大学、ピサ大学への留学を経て、1974年三菱化成工業入社。1975年東京大学にて理学博士取得。三菱化学にて数々の要職を経て、2007年4月三菱ケミカルホールディングス取締役社長および三菱化学取締社長就任。2009年4月地球快適化インスティテュート取締役社長就任。2012年4月より三菱化学取締役会長(2017年3月まで)。2015年2月より地球快適化インスティテュート取締役会長、同4月より三菱ケミカルホールディングス取締役会長。2015年4月より経済同友会代表幹事。
澤田 史朗
(総務省消防庁消防・救急課 課長/前 内閣府地方創生推進事務局参事官)
1989年東京大学工学部都市工学科卒業。同年自治省(現総務省)入省。群馬県財政課長、滋賀県総務部長、副知事などを経て、2012年総理官邸内閣参事官(総理付)、2015年総務省自治財政局財務調査課長、2016年内閣府地方創生推進事務局参事官。2017年総務省消防庁消防・救急課長(現職)。尾瀬保護財団設立(1995年=初代事務局長)、アール・ブリュット2008~交差する魂展~実行委員長(2008年)、「地域おこし協力隊」「域学連携地域づくり事業」など立ち上げ。地域活性学会理事。やねだん故郷創生塾常任講師。
大久保 達也
(東京大学「プラチナ社会」総括寄付講座 代表/大学院工学系研究科 研究科長/化学システム工学専攻 教授)
1988年東京大学大学院工学系研究科化学工学専攻にて博士課程修了(工学博士)。1988年九州大学工学部助手、1991年東京大学工学部助手、1994年同講師、1997年東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻助教授を歴任し、2006年より同専攻教授。2014年より東京大学教育研究評議会評議員(2015年3月まで)、工学系研究科副研究科長。2017年より工学系研究科研究科長。専門はプラチナ社会、化学工学、材料工学。化学工学会賞研究奨励賞(1993年)、化学工学会賞研究賞(玉置明善記念賞)(2009年)などを受賞している。
菊池 康紀
(東京大学「プラチナ社会」総括寄付講座 特任准教授)
2009年3月東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻にて博士課程修了、博士(工学)。同年4月より同専攻助教。2012年4月より東京大学総長室総括プロジェクト機構「プラチナ社会」総括寄付講座にて特任講師。2015年10月より同講座特任准教授。専門は、プロセスシステム工学、ライフサイクル工学、知識の構造化。日本LCA(ライフサイクルアセスメント)学会学会賞(論文賞)(2011年)、化学工学会賞研究奨励賞(2015年)を受賞している。
下野 僚子
(東京大学「プラチナ社会」総括寄付講座 特任助教)
2011年3月東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻にて博士課程修了、博士(工学)。同年4月より同専攻医療社会システム工学寄付講座にて特任助教。2016年4月より東京大学総長室総括プロジェクト機構「プラチナ社会」総括寄付講座にて特任助教。専門は、品質管理学、医療社会システム工学。日本品質管理学会研究奨励賞(2014年)、日本品質管理学会第113回研究発表会優秀発表賞(2017年)などを受賞している。